歯が悪くなる2つの原因

歯が悪くなる2つの原因

あなたのお口の中を悪くする原因は、2つしかありません。

 

1つ目  細菌

 

2つ目  かむ力

 

直接的な原因はこの2つです。

他に、糖尿病、喫煙、ストレス、唾液の減少

などもあげられますが、

それら自体は直接原因にはなりませんので、

今回は考えなくても結構です。

 

1つ目  細菌について解説します。

細菌がつくる物質によって、『虫歯』『歯周病』が引き起こされます。

虫歯について

 

歯が悪くなる2つの原因 歯が悪くなる2つの原因

口の中には虫歯菌が存在します。

そして、口の中に糖質が入ると、

虫歯菌がその糖質をたべて、酸を排泄し

その酸によって歯が溶かされるのが虫歯です。

歯周病について

 

歯が悪くなる2つの原因

口の中の歯周病菌は毒素を出すので、歯ぐきが炎症を起こします。

そして炎症の起こった歯ぐきの表面から歯周病細菌が侵入するため、

リンパ球やマクロファージなどの免疫細胞が集まり歯周病菌を捕まえます。

さらに、毒素や酵素が歯ぐきから組織内部にも侵入し、

また捕まえきれなかった歯周病菌も組織内に入り込んでいきます。

歯周病院菌を捕まえた免疫細胞は抗体の毒素で死んでしまい、

細菌の内毒素も放出されるため、さらに免疫細胞が集まってきます。

そして、炎症がさらに進むと炎症性物質が放出されて、骨を壊す細胞が活性化し、

正常を超えた骨の破壊が起きてしまうのです。

           ↓

難しいですよね。要するに歯周病菌が増えると歯ぐきに炎症が起こり、

それを治そうと免疫反応が起きるんですが、その結果、骨が破壊されてしまう、

という事です。

 

ということは、

歯が悪くなる2つの原因

歯ブラシをしっかりして、、細菌を取り除けばいんですね!

 

歯周病に対しては◎ 虫歯に対しては です。

確かに歯周病菌は、みずからの毒素で、歯ぐきに炎症を起こし、

それに対し免疫反応がおきることで、骨や歯ぐきが破壊されてしまうので、

細菌を取り除く、いわゆるプラークコントロール(歯ブラシ)は大切です。

歯周病にならない正しい歯みがきについては

コチラ➡http://free-dentist.com/periodontal-disease/

 

しかし、虫歯の場合は、虫歯菌が歯を溶かすのではありません。

虫歯菌はいくら歯にくっついていようが、歯は溶けません。

歯が悪くなる2つの原因

口の中に糖質が入ってこない限り、虫歯菌は何もしません。

口の中に糖質が入ると、虫歯菌も一緒にその糖質を食べてしまい、

『酸』という排泄物を口の中でまき散らします。

歯が悪くなる2つの原因

その『酸』によって歯が溶けていくのが虫歯です。

極端な話ですが、歯の表面が虫歯菌だらけでも、

糖質さえ口の中に入れなければ虫歯にはなりません。

現実的ではありませんが、野菜とお肉だけを食べていれば、

まったく歯をみがかなくても、虫歯にはなりません。

言い換えれば、唾液検査で虫歯菌が多い結果が出ても、

糖質をあまりとらないような人には、

あまりブラッシング指導しなくても大丈夫だという事です。

虫歯の予防についてはコチラ➡http://free-dentist.com/tooth-decay/

 

2つ目  かむ力 について解説します

 

歯が悪くなる2つの原因

かむ力???

と、疑問に思うかたもいらっしゃるでしょう。

ところがです、あなたのかむ力で歯はどんどん壊れていきます。

こういうと、ええ~?っと不信をあらわにする人がほとんどです。

でも、真実です。

 

成人してから硬い物をかむことや、強くかみしめることは、

障害にしかならない、ということを覚えておいて下さい。

こういう話をすると、

よくかんだ方が歯にいいってテレビで言ってた。

ボケ防止のために30回よくかんだ方がいいってテレビで言ってた。

ダイエットにはよくかんだ方がいいってテレビで見た

たくさんガムをかめば小顔効果が期待できるって雑誌で見た。

よくかんで、だえきをたくさん出して虫歯予防

っと、いう反応が返ってきます。

 

でも、それを信じてつらい思いをしている患者さんを、

嫌と言うほどみてきました。

この記事でも書きましたが➡http://free-dentist.com/bite/

あごを優しく何回も動かすことと、

強くかみしめてかむことは全然ちがいます。

 

歯が悪くなる2つの原因

そして、歯ぎしりや、かみしめ、といった習慣のある患者さんや、

くせのある変なかみかたをしている患者さんは、

それがない人に比べて、圧倒的に歯の寿命が短くなります。

歯が悪くなる2つの原因

 

でも、一番キツイなーって思うのは、

歯医者がみて、絶対に歯ぎしり等、

おかしなかみかたをしているにも関わらず、

『そんなこと、してません!』

って、それを全面否定してくる人です。

僕の説明が下手なのかもしれませんが、

もう少し柔軟性を持っていただきたいと思うことがあります。

 

結論

 

虫歯予防は、歯みがきだけでは2割も効果がありません。

それよりも、食べ方に注意しましょう。

あまいものを食べてはいけないのではありません。

ダラダラたべるのではなく、一気に食べてしまいましょう。

こちらに詳しく書きました➡http://free-dentist.com/tooth-decay/

 

歯周病予防のためには細菌を減らすために歯ブラシをするしかありません。

正しい知識をもって歯ブラシをしましょう。

まずは、みがくべき場所を知って、

みがくべき場所を至近距離でよく見ながら、

適切な歯ブラシと、糸ようじ、歯間ブラシを使って、

適切な力で、歯みがき粉を付けずに歯をみがきましょう。

舌の上にはたくさんの歯周病菌がくっついています。

同時に舌もよくブラッシングしましょう。

すべてをみがききったあとで、最後に歯みがき粉をつけて、

お口の中をサッパリさせて終えて下さい。

こちらに詳しく書きました➡http://free-dentist.com/periodontal-disease/

 

あまり硬い物を食べないでください。

硬い物を食べた方が歯にいい、強くかめば歯にいい、

という思い込みは今すぐ捨てて下さい。

かめばかむほど歯が強くなるのなら、お年寄りの歯はみんな最強です。

そんな事はありません。みんな歯を痛めています。

いつまでも若々しく、自分の歯を残したいと思うのなら、

今すぐ意識を変えて下さい。

 

 

結局、どうすればいいの?

ボケ防止のためにかむのも、胃腸のためにかむのも、

30回でも40回でも、好きなだけかんだらいいんです。

小顔のため、ダイエットのために、

長時間ガムかむのもいいでしょう。

 

ただしそれには条件があります。

 

・かむならば、弱くしかかまない!

・歯と歯をこすりつけてかみしめない!

・左右均等にかむこと(片側の歯だけでかまない)

・時間をかけてゆっくり(早食いの人は強まないと早く食べれない)

・成人したら、硬い物は避ける(スルメ、氷は特に注意)

・かめば良くなる、強くなる、という思い込みを今すぐ捨てる。

 

 

成長期を過ぎて成人すると、

硬い物をかむ行為は障害になります。

例えば、硬いせんべい、硬いフランスパンが好き

スルメ、ビーフジャーキー、あめをかみくだく、

氷を何気なしに食べる、ガムをずっとかみ続ける etc…

 

あてはまる人は、今すぐ改善してくださいね。

 

 

 

コップに残ったその氷、何気なしに食べていませんか?

あめをかみくだいていませんか?

それって、ものすごい衝撃を歯に加わえているんですよ。

 

 

 

この記事でも書きましたが➡http://free-dentist.com/bite/

成人して、硬い物をかむことや、強くかみしめることは、障害にしかならない、

ということを覚えておいて下さい。

 

 

 

最後になりましたが、もう一度。歯を悪くする原因は、

細菌

噛む力

この2つです。

よく覚えておいてください。

 

 

 

 

公開日:
最終更新日:2017/04/09