いい歯医者をさがす方法
このページを見ているあなたは、
歯医者に行きたいけど不安や恐怖で行けなかったり
何か悩んでいることがるのではないでしょうか。
若いころのように、もっとかめるようになりたい。
見た目をキレイにしたい。
大きな口をあけて思いっきり笑いたい。
口もとを手でかくして気にせずしゃべりたい。
と思っているのかもしれませんね。
歯医者なんて、だれもが行きたくないところなのに、
『今度こそは、頑張ってなおそう!』
と、勇気を持って決心して歯医者に行っても、
また、いつものように時間と回数ばかりで、
ちっとも進まない。
先生、最初はやさしかったのに、最近つめたいし、
説明を聞いても、わかるようで、よくわからないし、
何でそうなるのか、思った通りじゃないし、なんか違う。
でも、話にくいし、緊張するし、嫌われたら困るし、不安だらけになって、
言いたいことや、伝えたいことを、いつもちゃんと話せない。
そうなって…結局、いつも歯医者に絶望し不信感を持ってしまう。
どこかに、いい歯医者はないかなぁ~
歯医者で嫌な思いをしたことのある人なら、
誰もがそう思うはずです。
いい歯医者って、どういう基準?
いい歯医者の基準をお話しする前に…
ご存じですか?歯医者の数。
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なんと!全国に歯医者は68000件。
コンビニは52000件。
16000件の大差で歯医者の圧勝です。
治療を受けるなら『いい歯医者で』と誰もが思いますが、
こんなにたくさんある歯医者の中から、
どうやって、いい歯医者を探せばいいの?
インターネットや、雑誌を見れば、
新しくてきれいな歯医者はたくさんあります。
インターネットの口コミを見て、
よさそうなところを探している方も多いと思います。
では、『いい歯医者』とは、どんな歯医者なんでしょうか?
評判がいい。
みんながウワサするいい評判の歯医者でも、
じつは治療が雑で、テキトーで、
中身が全然ダメなのかもしれません。
優しく対応してくれる。
もしかしたら、ただ単に、
人あたりがいいだけかもしれませんし、
1回目だけかもしれません。
賞状や専門医の賞状や証書がたくさん貼ってある。
写真は医院にある私の賞状や証書です。
実家や自宅を探せば、
あと20〜30枚くらい出てくると思います。
また、お金を払って研修会に参加すれば、
もらえる証書も世の中にはたくさんあります。
要するに、カネで買える専門医証書は、
いくらでもある、ということです。
最新の設備が整っている。
最新最高の設備の投資で、借入返済が多く、
色々とセールスされるかもしれません。
その他には?
とにかく安い!
痛くない!
治療が早く、1〜2回で終わる。
すぐに歯を削ろうとしない。
衛生士さんが口の中をキレイにしてくれる。
治療のたびに写真を撮って記録を残してくれる。
受付の対応が素晴らしい。
待ち時間が少ない。
予防に力を入れている。
ラバーダムやマイクロスコープを使っている。
院内を清潔にしている。
器具の滅菌消毒がしっかりしている。
治療の説明をしっかりしてくれる。
今、インターネットで検索してみましたら、
ざっとこのくらい出てきました。
どれもこれも正解です。
でもね、本当に患者さんが満足する、って、
どういうことでしょうか。
本当に患者さんが安心して通いたくなる歯医者、って
どういう歯医者なんでしょうか。
時間をかけて患者さんの本当の思いを聴き、
自分や、自分の家族がされたい治療を
患者さんにも同じように提供する。
それにつきる、と私は考えます。
結局、どうやって、いい歯医者をみつければいいの?
ここまで読ませておきながら言うのもなんなんですが、
これは ヒジョーに 難しいことだと思います。
おそらく、多くの歯医者は、
自分の家族や従業員や友人の治療する時、
普段の診療時間内に、他の患者さんと並行して治療を行う、
なんてことは、まずありえません。
家族や知人や従業員の治療の時だけは、
たくさんの時間を別に用意して、
他の患者さんと並行しないように治療しているはずです。
私は、いつも休日に両親や友人の治療をしていました。
決して、
急がずに、
あわてずに。
そうなんです。
患者さんのためだけを考えて、
ゆっくりと集中して治療がしたい!
そう考える熱い想いの先生は、
たくさんいらっしゃるのですが、
全ての患者さんに対して、
そうしたくてもできないという、
歯医者にしかわからない現実があります。
また、歯医者が自分の歯の治療をしてもらう時、
別の歯医者に行って、保険証を提示して、
通常の診療時間内に治療を依頼するなんてことは、
まず考えられません。
日本では、保険証一枚を提出すれば、
どこでもそれなりに満足できる治療が受けられるはず。
高い保険料を毎月支払っている患者さんからすれば、
そう思うのは、あたりまえの話です。
僕自身も、患者さんがそう思うのは当然だと思い、
きびしい現実、時間に追われる現実と向き合って、
これは自分に課せられた使命なのだから、
なんとかしなければいけない!
と、これまで必死で頑張ってきました。
でも、そんな患者さんの望みをかなえてあげられず、
もはや自分の行っている治療や対応が、
自分がされたい治療や対応ではなくなりました。
詳しくはコチラ→自由診療を専門にしている理由
結論
結局、あなた自身が納得のいくまで、
あちこちの歯医者に通って、
あなたの目で確かめるしかない、と思います。
(痛くてたまらない時は、そんなこと言ってられませんが…)
申し訳ございません…
全然答えになっていませんね。
しかし歯医者の私が、ホンネで言うと、
そういうことになってしまいます。
あそのこお店、すごくおいしかったよ!
あの美容室、すごくいい感じよかったよ!
あそこのインストラクター、教え方ばっちり!
と聞いて、行ってみたら、期待外れ…なんて経験、ありませんか?
また、その逆で、あなたが自信をもって紹介したお店を、
お友達や家族に気に入ってもらえなくて、
はずかしい思いをした経験、ありませんか?
その歯医者が、どれだけあなただけのことを考えてくれるか、
あなたの思いがその歯医者に伝わり、
あなたの今の不安がどれだけ解消され、
あなたがその歯医者をどれだけ信頼できるかは、
あなた自身で確かめるほかないと、私は考えます。
あなたにとって、いい歯医者にめぐりあえますように。
公開日:
最終更新日:2021/06/05