歯医者ですぐに治療をしてはダメ!歯が長持ちする正しい治療の手順を知っていますか?

   

すぐに治療してはダメ

『あそこの歯医者は、すぐに治療してくれて、

サッと終わるから、すごくいいよー!』

すぐ終わる

 

いい歯医者をさがす、いい歯医者を選ぶ基準として、

みなさん、そう思っていることと思います。

 

 

 

でもね、それじゃあ、せっかく治療した

あなたの大切な歯が長持ちしませんよ。

 

治療の正しい手順とは?

ステップ1:応急処置

応急

 

違和感がある。穴が開いた。

銀歯がとれた。歯がグラグラする。

しみる。かむと痛い。

黒くなっている。

すきまに食べ物がつまる。

色々な症状で歯医者に来られますが、

すぐに削ったり、すぐに型をとったりするのは、

あまりオススメできません。

どんな場合でも、まずは応急処置です。

 

 

 

ステップ2:お口の環境を検査する

精密検査

次に行うのが、お口の環境を調べることです。

なんでこんな面倒なことをするのかと言うと、

「異常が起こるのは、必ず原因があるから」です。

年をとると歯が悪くなる、

と勘違いされる方が多いのですが、

そんなことはありません。

どういったものを飲んだり食べたりしているか、

どうやって咬んでいるか、

唾液の量が少なくなってないか、

お口の中の細菌の数はどうなのか、

などなど、必ず、悪くなった原因があります。

 

 

つまり、

 

 

悪くなった原因も調べずに、

悪くなった原因を変えずに、

ササッと治療を終えても、

必ずいつかまた悪くなります。

 

炭水化物の大好きな人が、

絶対に、やせる!と、頑張って食事制限をして、

頑張ってジムにも通って、やせたとします。

そのあと、また、炭水化物の量が増えると、

必ずまた太ってしまいます。

いわゆるリバウンドです。

治療も全く同じです。

原因も解決しないで治療だけをしても、

また悪くなるのは時間の問題です。

 

また、歯の治療は、

何回も受けるものではありません。

歯は治療すればするほど、

寿命が短くなっていきます。

 

 

自分の歯を長持ちさせたいなら、

治療を受けずにすむような知識をつけて、

毎日、努力する事。

もし、治療が必要になってしまったら、、

悪くなった原因をちゃんと調べて、

原因をとってから、きちんと治して、

生涯、一度きりの治療にする事です。

 

 

 

ステップ3:最終的な完全な治療

完璧

ステップ2の内容をしっかり自覚してもらい、

最終的に完全な治療を行います。

現在、吉田歯科では、

最初に患者さんに説明しているので、

同意して頂けない場合は治療が始まりませんが、

どこの歯医者でも、そうではなく、

この手順で治療を行う歯医者は少ないです。

以前の私も、患者さんの希望、要望に答えるため、

最短、迅速な治療をしていました。

ほとんどの患者さんが、早く治療を終わらせたい、

と望んでおられたからです。

言い方が悪くてもうしわけないのですが、

申し訳ありません

「来るもの拒まず」「患者さんの言うがまま」

といった診療を行わなければ、

医院経営が成り立たない面もあります。

患者さんの数が減ることになる

治療方針はリスクが大きいからです。

また、長持ちする治療を行うことは、

仕事がへることにもつながります。

残念ながら、日本の保険治療では、

本当の意味での患者さんのための治療が、

行えない場合があります。

 

 

 

いきなり治療をしてはいけない、もう一つの理由

ここまでは治療の手順を書きましたが、

みなさんにとって、わかりやすい、

「いきなり治療してはいけない理由」

が、もう一つあります。

外国人と比べて、日本人は

歯周病の患者さんが非常に多いです。

日本人の約8割が歯周病と言われていて、

日本にくる海外の若い女性のほとんどが、

日本人男性のあまりの口臭のひどさに、

非常におどろいているくらいです。

驚く

 

そんなお口の状態では、

すぐに歯ぐきから出血するので、

正確な治療が出来ません。

正確な治療になりえません。

歯を削って詰め物をするにしても、

血液があると、必ず接着不良になります。

「治療をしてもすぐとれる」

のは、その場合がほとんどです。

 

また、歯にかぶせる場合は、

型をとりますが、出血していると、

正確な歯の型をとるのはまずムリです。

歯科技工士と呼ばれる職人さんは、

歯科医院から受け取った歯の型に合わせて、

かぶせものをオーダーメイドで作ります。

この時、歯の型が正確でなければ、

仕上がるかぶせせ物は、

歯の模型ではピッタリ合っていても、

実際のお口ではぜんぜんあうはずもありません。

歯に合っていないまま、歯にはめてしまえば…

ここで、私が言うまでもありませんよね。

 

特に保険治療では、

かぶせものがぴったりあってなくても、

そのまま歯にはめてしまうことが多いと思います。

キッチリしようと、やり直せばやり直すほど赤字になってしまうため…

海外にくらべて、手先が器用な

日本の歯科技工士さんのつくるかぶせ物は、

とても素晴らしい最高品質の製品なのに。

歯科技工士

本当に残念でなりません。

 

 

 

異常が起こる

 ↓

治療を受ける

 ↓

「はやくなおってよかった!」

 

では何も変わりません。

また異常が起きるのは、時間の問題です。

「異常が起きた原因は何か」

そして

「その原因を取るためにはどうすればいいのか」

を、きちんと考えて

治療するなら一度きりの治療、

治療するなら長持ちする治療、

を受けるようにしましょう。

 

読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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