歯医者が嫌で嫌でしょうがない人が、歯医者嫌いを克服する方法とは?
2018/12/04
歯医者になって子供からお年寄りまで、
多くの患者さんと接してきました。
まぁ、普通に考えれば、
歯医者なんて誰も行きたくないところ。
ほとんどの方が、勇気を出して、
頑張って来られます。
でも、どうしてもダメで、
頑張ってもダメな人も中にはおられます。
そんな時は、どうすればいいか。
私なりに思う事を書いてみたいと思います。
歯医者がイヤな原因
小さい頃の体験
子どものころ、無理やり治療されたり、
先生のマスクが怖かったり、
待合室で他の子どもの泣き声が聞こえて、
怖くなって逃げてしまったり、
そんな体験がほとんどです。
死ぬほど痛くされた
その時の先生もわざとではないと思うのですが、
『信じられないくらい、痛くされた』
と何人かの患者さんに聞いた事があります。
ニオイと音がイヤ
あの消毒薬ニオイや、キーンという音が
とにかくイヤという患者さんも多いです。
口の中を見られるのがはずかしい
コンプレックスのある患者さんも多いです。
先生がクサかったり、不潔でイヤ
こういう意見も何度か聞いた事があります。
腕のモジャモジャな毛がイヤとか。
イヤなものは、しょうがないんですよね
歯医者だけじゃありません。
人間、イヤなものはイヤなんです。
でもね、あなたの歯は、そのままにしておいても、
けっして良くなることはありません。
じゃあ、どうするか。
思い切って、電話で、あなたの思いを伝えて下さい
昔、イヤな思いしたんですけど、大丈夫ですか?
痛い思いをしたので、痛くなくしてもらえますか?
ニオイがイヤなんで香水ふりまいていいですか?
音がイヤなんで耳せんしていいですか?
ウォークマン聞いていいですか?
先生は毛深くないですか?
女の先生はいますか?
何でも聞けばいいんですよ。
これって、恥ずかしいと思うでしょ。
そんなの関係ないです。何でもどんどん聞いて、
自分はこういう人間ですけど大丈夫ですか?
って、先に告げてしまいましょう!
それで、電話で受付の人に嫌な対応されたなら、
治療でも嫌な思いをするに決まってます。
そう思いませんか?
でも、嫌な思いをしても、ぜんぜん大丈夫。
歯医者はコンビニよりも多いのです。
サッサと次の歯医者をあたればよいのです。
電話でどう思われたって、関係ありません。
あなたの思いが伝わる、伝わらない以前に、
あなたが思いを伝えられる歯医者を探しましょう。
まずは、そこからです。
今日はここまで。