やばい!いきなり差し歯が取れた!どうすればいい?
2018/12/04
旅行中、営業で商談中、結婚式の前日 etc…
なんでこんな時に!
奥歯ならまだしも、前歯だったらエライことです。
そんなとき、どうするか。
緊急時の対応策について書きますので参考にして下さい。
まず、ぜったいにやってはいけない事。
家にいる時、いきなり瞬間接着剤を探してはいけない。
外にいる時、急いでコンビニで瞬間接着剤を買ってはいけない。
とりあえず
家にいる時、さし歯が取れた時間にもよりますが、
まずは近くの歯医者を探して電話をしましょう。
外出先で、人と会う必要がある場合は、まずはマスクを買いましょう!
それから落ち着いて、
近くの歯医者を探して電話をしましょう。
すでに人と会ってる場合は、
あわててもどうしようもありませんので、
相手の人に謝りましょう。
そして今置かれている状況を方付けてから、
近くの歯医者を探して電話をしましょう。
食事中であれば飲み込まないように注意して、
きれいに洗っておきましょう。
そして、近くの歯医者を探して電話をしましょう。
電話で『今すぐどうにかして!』なんて言わないで、
『応急でもいいので、一度みてもらえないでしょうか?』
と、たずねてみましょう。
万が一、断られても、大丈夫です。
歯医者はコンビニよりも多いので、
別の歯医者を探して電話しましょう。
歯医者についたら
昔に入れた差し歯、治療途中の仮の差し歯、
いつものかかりつけの歯医者の事など、
いろいろな状況があると思いますが、
わかりやすく状況を説明して下さい。
担当の先生も配慮してくれるはずです。
根っこの一部が折れていて、差し歯と一緒にとれた場合は
残念ながら、残った根っこも抜かないとだめな場合が多いです。
でも、隣の歯を使って、仮にひっつけたり、
何か方法があるかもしれません。
歯医者は一軒だけではありません。
あきらめないで何件もあたってみましょう。
もし、夜中に取れた場合は
飲みに行ってたり、遊びに行ってて、
夜遅くに取れた場合は、
歯科医師会が当番制で対応している
時間外の応急診療所に電話をするか、
あきらめて、翌日まで待ちましょう。
翌日が日曜、祝日の場合は
この場合も、歯科医師会が当番制で対応している
休日診療所に電話をするか、
最近では少し足を延ばせば、
日曜日に診察している一般の歯科もあります。
僕もむかし、日曜診療の歯医者で勤めていました。
インターネットで探せば、たくさん出てきますので、
色々、探してみましょう。
瞬間接着剤を使うのは、絶対にやめましょう。
これをやってしまうと、
やり直す時に歯にかかるダメージが大きくなり、
なによりも、あなたの体にとても有害です。
最終的に、差し歯がとれたところはどうなるの?
状況によります。
以前に、高いお金を払って入れてもらった
セラミックの歯なのかもしれませんね。
しかし、お金をかけた、かけていないに関わらず、
どうなるかは、支えていた根っこの状況によります。
そのままもう一度、はめれる場合
きっちりと、もと通りにおさまる場合は、
もう一度、はめ込み経過を見る場合が多いです。
何回も外れている場合
この場合は、原因があります。
根っこに細かなヒビが入っている場合
新しく差し歯を作り直す価値はありますが、
あまり持たない事が多いです。
根っこの先や、根の周が痛んでいる場合
根っこの先端を消毒したり、
根っこの再処置をキレイに済ませてから、
再度、根っこを補強して、
新しくかぶせ物をつくります。
根っこの治療については
根が割れている場合
残念ながら、歯を抜かないといけません。
歯を抜いた後のことについては、
ここでは省きますが、
いずれにせよ、差し歯に限らず、
一度治療した所が取れる、
治療した歯が折れたり壊れるのは、
何らかの原因があります。
そのほとんどは、
かみ合わせが変わってきている
もしくは
もともと、合っていなかった
場合が多いです。
今日はここまで。