コロナウイルス

   

テレビで毎日毎日、四六時中報道している

新型コロナウイルスの情報番組。

その過剰な報道番組が大きな要因だと思いますが、

健康を維持するために人混みを避けて近所を散歩する人や、

誰も通らない山道をジョギングする人にまで罵声を浴びせる人、

『自粛が一番!』と、政府の要請を守りながら、

政治家や官僚や専門家の批判を延々と繰り返す人、

マスクを着用していない人をにらみつける人…

この、目に見えない何かに支配された現状を見ると、

「映画のバイオハザードか?」と思ってしまいます。

 

決して、

マスクなんて着用しなくていい

コロナなんか、たいしたことない

大衆は騒ぎすぎだ

なんて言いたいわけではありません。

 

もちろん、制限が多いのでストレスは溜まります。

給料、家賃、支払いができない、会社が倒産するかも、

子供がひまを持て余す、ダンナがずっと家にいる、

学校はいつ? 外食できない、どこにも行けない、

マスクがない、手袋がない、ないないない!

こんな世の中では腹も立つでしょうし、

誰かを批判したり、グチもこぼしたくなるでしょう。

 

 

私だって意見や政府への批判は山のようにあります。

 

 

でもね、感情と理性をごちゃ混ぜにしていても何も解決しません。

だから、イライラは一旦横に置いておいて、

今、起きていることを冷静に見つめながら、

 

「何がこれから必要になるのか?」

「自分はこれから何をどうすべきなのか?」

「自分に出来ることは何なのか?」を、

 

冷静に考えて行動することしかできないと思うのです。

テレビや周りの人たちの言うことに一喜一憂していては、

それこそ不安や恐怖に飲み込まれてしまいます。

過度な期待や過度な不安も抱かずに、

様々な情報に触れながら、

自分と意見の違う人を非難するのではなく、

考えが違っても、お互いに受け入れながら、

自分なりに理解し解釈して平静な精神を保って生きていく、

それこそが、この現状、さらには、これからの未来を、

自分らしく生きていく」ために必要だと思うのです。

 

 

好き勝手に生きればいい、と言っているのではありません。

 

 

「人生、山あり谷あり」「ピンチはチャンス」と言いますが、

誰でも絶望があるからこそ、幸せがあるのではないでしょうか。

今の状況が絶望なら、これからは希望しかありません。

大丈夫です。前向きに、今できることを泥臭くやっていきましょう!

一日でも早く、大切な人たちとまた一緒に楽しく

元通りの充実した毎日を過ごせる時が来ることを、心から願っています。

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 - 思い