虫歯菌の検査方法
2018/11/30
今日は、吉田歯科で行っている
虫歯菌の検査のご紹介をします。
どのくらい虫歯菌がいるのかを調べるのに、
とても簡単な虫歯菌の検査です。
虫歯菌検査の方法
デントカルト SM 検査
虫歯菌の検査はいたって簡単です。
スティック状のものを
ベロの上で、何回かこすります。
それを培養液につけて加温器に入れ、一定時間待ちます。
そして、37℃の保温器で48時間おきます。
そうすると、
こんな具合に、あなたのお口の中の虫歯菌の状況が
一目でわかります。
これで、あなたが虫歯になりやすいか、
虫歯になりにくいか、がわかります。
なんで、虫歯菌の多い人、少ない人、
の差ができるのでしょうか?
詳しくはコチラ
お口の中の状態を調べる検査 Ph測定
これは虫歯菌そのものを調べる検査ではありませんが、
お口の中の状態を把握するために必要と考え、
同時に行っています。
中学や高校のときにリトマス試験紙って習いましたよね。
あれとよく似たものです。
これも方法はいたって簡単で、スティック状のものを、
ベロのうえに少し置いておくだけ。
色の変化によって、お口の中の状態を判別します。
これで、あなたのお口の中の環境が
酸性にかたむいているのか、
正常範囲の中性なのかが判断でき、
食生活の乱れやなどを改善できる判断材料になります。
また、高齢になるにつれ、だえきの出る量が減って来ると、
食生活の乱れがなくても、お口の中が酸性になり、
虫歯が発生しやすくなることがあります。
その場合は、お口の中が潤うように、
日ごろからうがいをこころがけましょう。
就寝前に、専用の保湿ジェルをお口の中に塗る、
という方法もございますので、ご希望の方はご相談下さい。
虫歯菌検査の結果が、よくなかった場合
スティックに、つぶつぶがたくさんできた人は、
残念ながら虫歯になりやすい人です。
しかし、いくら虫歯菌がいても、
虫歯菌に糖質というエサさえ与える時間を
限りなく短くすれば大丈夫です。
詳しくはコチラ
あまいものや、ごはんをだらだらと食べない、
という習慣を身に着けて下さい。
虫歯菌検査の結果が、よかった場合
スティックに、つぶつぶがあまりできなかった人は、
普段から、あまいものを食べる習慣のない人が多いです。
よって、虫歯にはなりにくい人です。
しかし、生活リズムが変わって、いつまでもだらだらと食事をしたり、
禁煙、禁酒をなどで、あまいものをちょこちょこと食べるようになったり、
ジュース、缶コーヒーなどをチビチビ飲むようになると、
虫歯は発生しますので、注意して下さい。
虫歯菌が多くても少なくても、
あなたがしっかりと知識を持てば、
虫歯を予防できます!
吉田歯科医院で行っている治療の流れは
コチラ➡治療の流れ
今日はここまで。